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2015年3月21日(最終更新日2015年03月21日):

バスケットボール
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長野湯谷ミニバスケットボールクラブ、速さと切り替え。金メダル目指して勝負――3月28日から全国ミニバスケットボール大会

第46回全国ミニバスケットボール大会は3月28日から3日間、東京都で行われる。長野県は2月1日の県予選で優勝した男子・長野湯谷ミニバスケットボールクラブと、女子・伊那ダイヤモンドツインズの2チームが出場する。長野湯谷ミニバスケットボールクラブは3年ぶり3回目の全国大会。県予選は3連覇を狙った川中島籠球倶楽部との接戦を制して出場権を勝ち取った。過去2回は決勝トーナメントに進出。今年は金メダルを目指して勝負する。

 

 

 

6年生のやる気、5年生がスイッチON

 

全国大会は参加全48チーム(男女各)での優勝は決めない。男女それぞれ48チームを12チームずつ4ブロックに分け、各ブロックで3チームごとの予選リーグを行う。各ブロックごとで予選リーグの上位1チーム、男女各4チームによる決勝トーナメント戦を行い、ブロック優勝を決定する。長野湯谷ミニバスケットボールクラブは過去2回の全国大会でともに予選リーグを通過し、決勝トーナメントに進出。ブロック優勝には届いていないが、今年はそこを目指すだけの気持ちがある。荒井崇吾主将(湯谷6年)は「お兄ちゃんのときも全国に行っているからそれ以上の結果で帰ってきたい。金メダル(ブロック優勝)を取りたい」。長野県悲願の金メダルを目指して戦う。

 

県予選は3年連続の全国を目指す川中島籠球倶楽部を決勝リーグの最終戦で破り、決勝リーグ3戦全勝で全国行きを決めた。3Qを終えて23‐23。どちらに勝利が転んでもおかしくなかったが、4Qで16点を加え39‐23へ突き放した。選手、コーチ、保護者、みんなが涙の優勝だった。目標であった全国大会出場を決め、そのあとは達成感から気持ちが途切れてしまうこともあったが、今はしっかり全国に向いている。湯谷はメンバーの半分以上が5年生。他のチームはすでに新チームで活動する中、湯谷5年生にも気持ちの変化が出てきた。2月中旬に行われた長野市内新人戦は50点以上の大差で勝つなど3勝1敗の結果を残した。荻原秀則コーチは「5年生の意識が変わって、6年生にも火がついたかもしれない」と話す。やんちゃな5年生を代表し、新チームの主将になるガード木村蓮選手(湯谷5年)は「今は意外と気合が入ってきて、ちゃんと全国大会に向けて頑張っている。6年生はあと1回の遠征だから、いいように終わりたいです」。チームを引っ張ってきてくれた6年生のためにも一生懸命戦う。

 

ゴール正面へパスを出す木村選手

 

湯谷は群馬県代表の高崎北部ミニバスと、徳島県代表の石井ボンバーズと予選リーグを戦う。最初に対戦する高崎北部ミニバスは年に2、3回試合をしているが、勝ったことがないという。「背は小さいが速く、気迫のこもったチーム。技術的には負けていないので、そこ(気持ちの面)で負けないようにしないといけない」と荻原コーチ。次に当たる石井ボンバーズは長身の選手がそろっているチームだ。湯谷は29日に2試合で、28日は高崎北部ミニバスと石井ボンバーズの試合を観戦する。ここで相手の特徴をつかむことができるが「どう考えても格上の相手。(3年前は)相手がどこでも自分たちのバスケを貫けば勝てたが、(今回は)相手に合わせたバスケをしないといけない。湯谷のいいところを出しながら、相手の良いところを消せるようにする。対応練習を多くしている」(同)

 

湯谷は160センチ台の選手が1人と小柄だが、速攻など足を使った速い攻撃ができる。県予選でも高さのある相手からもゴールを奪っていた。基礎練習をコツコツと取り組み、その上に技術をみがいてきた。荻原コーチは「真面目。言うことは聞くし、偉いと思う」と選手の頑張りをほめる。練習には3年前に全国大会出場したクラブのOBなどが集まってゲームの相手をしてくれる。見上げた首が痛くなりそうなほど身長差のある選手たちにも食らいついて力をつけてきた。

 

ドライブで仕掛ける荒井主将

 

荒井主将とセンター新井侑磨選手(湯谷6年)、ガード岩崎海斗選手(湯谷6年)は荻原コーチがスタッフを務める県選抜メンバーで、チームでも中心的な存在だ。「彼ら次第。彼らが崩れなければ、大崩れすることはない」と荻原コーチ。全国大会に出場したきょうだいを見てきたことも選手の力になっている。県選抜でも4番を務める荒井主将は「(湯谷の強みは)切り替えが速いところと速攻ができるところ。いっぱい点数を決められるように頑張りたいです」。岩崎選手は「県内で一番速いんじゃないか」(荻原コーチ)という俊足の持ち主だ。「(群馬のチームは)背が小さいけどディフェンスがうまくて当たってくる。ロングシュートやドリブルシュートで攻めてくるから、防げるように厳しく(ディフェンスを)したいです」。センターの新井選手には体の強さがある。「力強く、粘り強くシュートを打っていきたい。声を出して絶対勝って、このチームでいい結果を残したいと思います」(新井選手)。昨年と一昨年は上級生が少なく地区予選で涙を飲んだ。久しぶりにつかんだ全国大会。しっかり自分たちの力を出し切ってくる。

 

パープル軍団ブログ「学級通信みたいなもの」――荻原コーチ

 

チームは湯谷小の先生が始めたのが最初で20年以上がたった。近くの長野幼稚園で当時先生をしていた荻原コーチは大学までプレーヤーで、卒園した子どもたちが小学校に上がって湯谷のミニバスを見るようになった。監督になって10年余り。練習の様子や、試合記録などを載せたクラブのブログは荻原コーチ自らが書いている。ブログは黒とチームカラーの紫を基調とし、湯谷の選手を親しみを込めて「パープル軍団」と呼んでいる。色づけされた文字やかわいい絵文字で飾られ、保護者や他のチームも見てくれているという。教員を目指していた荻原コーチにとって部活のようにチームを持つことは夢だった。「学級通信みたいなもの。こういう場を与えさせてもらってありがたい」。保護者のサポートにも感謝する。練習する体育館を確保したり、ある時間からコート半面を空けなければいけないときは、次の団体が来ているかを玄関で待機して中へ連絡し、スムーズに練習ができるように力を貸している。「どこの保護者会よりも協力的。至れり尽くせりで協力してもらっている」(同)。手厚いサポートがあってこそのチーム。全国大会も貸切バスで選手、指導者、保護者が一緒に乗り込む。

 

 

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