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恵那と長野結ぶ日本一。遠藤二千翔選手(中津商高)1万メートル勝利。岐阜県初の少年日本一、5000メートルも3位。ホーム恵那11月下旬シーズンインまで地の利3時間。エムウェーブで10月初旬から毎週末合宿――ながの銀嶺国体スピードスケート

1月31日まで長野県で行われた第72回国民体育大会冬季大会スケート・アイスホッケー競技会で岐阜のスピードスケートが新たな一ページを開いた。少年男子長距離で中津商高2年の遠藤二千翔(にちか)選手が29日の1万メートル決勝で勝利し、少年として岐阜県初の優勝を果たした。責任先頭完了に終盤までかかったが最後は北海道・小野塚宏次郎選手(白樺学園高3年)との一騎打ちで競り勝った。最終日の5000メートルは離されかけたが粘ってトップ集団についてラスト勝負へ生き残り、長野・林莉輝選手(佐久長聖高3年)、北海道・佐藤柊選手(帯広南商高2年)に続き3位でゴールした。長野県は標高の高いリンクやナショナルトレーニングセンター(NTC)のエムウェーブ、帯広の道東勢にはNTCで夏から滑れる十勝オーバルの恵まれた環境があるのに対し、地元・岐阜県クリスタルパーク恵那スケート場は11月終わりから2月中旬までの3カ月足らず。エムウェーブへ車で約3時間の地の利を生かし10月初旬のオープンから週末ごとに合宿を重ね、400メートルトラック日本最西端で最南端のホームとの環境の差を埋めてきた。父で少年男子監督の遠藤龍一郎・中津商監督、兄の龍輝選手(日本大1年、中津商出)、弟の壮選手(恵那西中3年)と親子4人が臨んだ国体で快挙達成となった。

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2017年2月5日(最終更新日2017年02月05日):

スピードスケート

恵那と長野結ぶ日本一。遠藤二千翔選手(中津商高)1万メートル勝利。岐阜県初の少年日本一、5000メートルも3位。ホーム恵那11月下旬シーズンインまで地の利3時間。エムウェーブで10月初旬から毎週末合宿――ながの銀嶺国体スピードスケート

1月31日まで長野県で行われた第72回国民体育大会冬季大会スケート・アイスホッケー競技会で岐阜のスピードスケートが新たな一ページを開いた。少年男子長距離で中津商高2年の遠藤二千翔(にちか)選手が29日の1万メートル決勝で勝利し、少年として岐阜県初の優勝を果たした。責任先頭完了に終盤までかかったが最後は北海道・小野塚宏次郎選手(白樺学園高3年)との一騎打ちで競り勝った。最終日の5000メートルは離されかけたが粘ってトップ集団についてラスト勝負へ生き残り、長野・林莉輝選手(佐久長聖高3年)、北海道・佐藤柊選手(帯広南商高2年)に続き3位でゴールした。長野県は標高の高いリンクやナショナルトレーニングセンター(NTC)のエムウェーブ、帯広の道東勢にはNTCで夏から滑れる十勝オーバルの恵まれた環境があるのに対し、地元・岐阜県クリスタルパーク恵那スケート場は11月終わりから2月中旬までの3カ月足らず。エムウェーブへ車で約3時間の地の利を生かし10月初旬のオープンから週末ごとに合宿を重ね、400メートルトラック日本最西端で最南端のホームとの環境の差を埋めてきた。父で少年男子監督の遠藤龍一郎・中津商監督、兄の龍輝選手(日本大1年、中津商出)、弟の壮選手(恵那西中3年)と親子4人が臨んだ国体で快挙達成となった。 (リザルト)

 

マススタートで実績。国体シングルトラック粘りと勝負強さ。5000メートル「莉輝先輩にどれだけ食いついて行けるか」

 

1万メートルは表彰台の真ん中で、5000メートルはジュニアワールドカップ最終戦から世界ジュニア選手権へヨーロッパを転戦する林莉輝選手(佐久長聖)、ジュニア強化Aの佐藤柊選手(帯広南商)とともに表彰台に乗った。エムウェーブで遠藤二千翔選手の大きな全国大会は全国中学5000メートルで4位となった恵那西中のおととし以来。この会場とは相性の良さがあり、「声援が(大きく)聞けるし、いろいろな人の声が聞こえてエムウェーブは好きです。他のリンクより緊張はしますけど」と話す。

 

1万メートル表彰台。左から小野塚選手、遠藤選手、長野・原田選手

 

5000メートル表彰台。左から佐藤選手、林選手、遠藤選手

 

ホームリンクの岐阜県クリスタルパーク恵那スケート場のオープンが11月27日。それまでは10月初旬から地元・恵那市からエムウェーブまで約3時間かけて合宿で来ていた。父で少年男子監督の遠藤龍一郎・中津商監督は「北海道に行くこともあり、長野はまだ近い方」と言い、東北や北関東と比べても車でさっと移動できるこの距離は準ホームにも似た利便性がある。「(恵那のオープンまでの期間)そこで長野県とか北海道と差がついてしまうので、毎週土日にここに来ていました」と遠藤選手。なじみのリンクで最初の1万メートルの予選はリラックスして臨めたが、決勝は「狙いに行っていたので、めちゃくちゃ緊張していました」。8回の責任先頭は早い回にポイントを重ねていたが完了には届いていなかった。中盤、前の選手が転倒するアクシデントがあったが内側に避けて巻き込まれるのを逃れ、上位集団に踏みとどまった。「誰か転ぶことは予想していたので、いつでも避けられるように準備していました」。責任先頭完了は終盤にずれ込んだが完了者はまだ3人。うち1人は後方にちぎれていて、何も起こらなければ表彰台は確実なところにこぎ着けていた。3人に絞られた先頭グループから最後は遠藤選手が飛び出して岐阜県少年初の日本一を決めた。

 

1万メートルで遠藤選手(白)はペースを上げて勝負。2番手小野塚選手(白赤)3番手北海道・戸水選手(赤)

 

遠藤選手は今季シリーズ戦のジャパンカップに参戦して十勝オーバルの第1戦でマススタート16回の周回を完了。まだホームリンクで滑る前の時期だった。群馬・伊香保の第2戦では途中のスプリントポイントの獲得はならなかったが、ぐっと上がって12位。第3戦は12月初旬、地元・恵那の開幕レース。このマススタートでスプリントポイントを1回獲得し、一気に4位に躍り出た。シングルトラックの国体は「マススタートが自分は得意なので、ジャパンカップの経験が生きていると思います」と言い、1万メートルのレース運びでそのうまさが生かされた形となった。

 

最終日の5000メートル決勝も遠藤選手の責任先頭完了は遅く、先頭グループに残った4人のうちの最後。残すところ4周だった。「佐藤(柊)選手と(林)莉輝先輩がいて、スプリント力があり最後で勝てないのは分かっていましたが、最後を頑張りました」。そのあと2回を先頭通過して残り1周のスプリント勝負になった。覚悟のとおり両選手には抜かれたが3位は死守した。スタートは「くじ引きが悪くて11番の2列目を引いてしまいました。出にくい位置ではあったんですけど後ろに固まってしまいました」と言い、中盤はトップグループを形成する3人から離されかけた。「(前で)みんなけん制し合っていたので行ったら追いつくかなと思いまして、そうしたら(後ろは)誰もついて来なかったので、そこは運が良かったです」。この局面の踏ん張りで責任先頭完了に絡む選手が4人に絞られた。「余分な足は使っちゃったけど、あそこで追いつけてよかったです」と、結果を分けた中盤を振り返った。「莉輝先輩が速いので、5000メートルはどれだけ食いついて行けるかだと思ったんですけど、追って行きました。やはり長野県は長距離が強くて見習う先輩ばかりだし同学年も強く勝てないですが、頑張って差を縮めたいです」。マススタートで自信をつけ、国体2レースで表彰台に上がりシングルトラックの強さは十分に証明した。ダブルトラックはこれからだ。1月のインターハイは体調不良でうまくいかなかったが来年は表彰台を目指す。今シーズン、残る全国高校選抜は2月10日から十勝オーバルで。また北海道遠征になる。「滑りをちゃんと確認して一日一日を大事にしていきたいです」と、コンディションを整えて勝負する。

 

先頭集団4人の5000メートル後半、遠藤選手(黒)がポイントを取りに勝負。林選手(青)佐藤選手(白)青森・毛利選手(緑)が続く

 

3歳でスケートを始め、父が保健体育科教諭でスケート部監督の中津商に進むまではクラブの「チームエナーズ」で練習してきた。「選手はめちゃくちゃ少ないですが恵那をメインに頑張っています」と遠藤選手。集団で滑って誰かが仕掛けるなどの練習はあまりできていないと言うが、岐阜県全体でもアンカーを務めた少年男子リレーが決勝Aに進出して4位、安田光毅選手(中津商高2年)が1000メートルで決勝進出。日大に進んだ兄・遠藤龍輝選手は成年男子の500と1000で準決勝。成年男子と成年女子のリレーはともに決勝Bで、成年女子の上田奈津希選手(山梨学院大4年、中津商出)が500メートルで準決勝に進出するなど結果を出してきた。二千翔選手はツイッターで「中津商業2-B応援してくれる人のために頑張ります。謙虚な姿勢ですべての人に感謝して。」とプロフィール。そして1日には「昨日でしたがアルクマ2体目ゲットできました そして岐阜県選手団大好きです」とツイートが加わった。

 

いつか日本一。挑戦「岐阜県から全国へどれだけ通用するか」――父・遠藤龍一郎監督

 

岐阜県は飛騨からスキーで実力のある選手が出るが、スピードスケートは多治見から中津川へ長野県寄りの東濃だ。恵那市HP「広報えな」によると、過去には恵那市と中津川市にまたがる根の上高原の標高850メートル、保古の湖(ほこのこ)に東海随一といわれた天然スケートリンクがありスケートを楽しむ人でにぎわったが、近年は暖冬でスケートができるほどの厚い氷が張らなくなった。昔、田んぼに張った氷の上で下駄スケートが行われていたところなどは長野県と変わらず、スケートの確固たる伝統が存在している。民営の人工リンクもあったが1990年ごろには東濃からリンクがなくなってしまったという。

 

2005年のシーズン初めに400m国際規格標準ダブルトラックの岐阜県クリスタルパーク恵那スケート場がオープンした。日本最西端のロングトラックで、山梨県の富士急ハイランドよりもわずかに南で最南端。標高はさほど高くない約300メートルでシーズンも11月終わりから2月中旬までと制約はあるが、夏もインラインスケートができるトラックだ。ここでシリーズ戦のジャパンカップが行われる。5シーズン前の2012年、ぎふ清流国体が開催され、ナショナルチームの選手が岐阜県企業の所属で優勝し、長野県出身の五輪経験選手も岐阜県で期待された。少年もいくつか入賞を果たし、このころには岐阜県スピードスケートの再興が軌道に乗っていた。

 

「県外からとった選手たちに教えてもらった子たちが今の選手で、ああやって成績を上げてきました」と遠藤監督。まいた種が確実に根を下ろし、芽が出て花が開いた。遠藤二千翔選手の今回の優勝は純岐阜県選手による快挙となった。12月に行われた岐阜県高校総体スピードスケートのリザルトによると今季の県大会出場選手は男子15人で女子8人。リレーは男子3校と女子2校。長野県ほどの選手層はないが、遠藤兄弟に続いて全国で戦うのに少なすぎるということもない。中学ではさらに前から結果が出ていて、二千翔選手の全中4位の2年前に龍輝選手が500メートルで全中7位。同じシーズンにもう1人、全中5000メートルで5位入賞を果たしている。今回の国体県選手団では「彼も(全中)7番。良い見本になれたと思います」(同)

 

1月下旬にかけて、二千翔選手が上位を目指したインターハイは直前にかかったインフルエンザの影響が尾を引き、1万メートルで昨年の16位を上回れず17位にとどまった。「狙っていたんですけど思うような成果を挙げられなかった」と遠藤監督。それからいくらも日数はなかった。「国体で一発やってやろうと思ったが、そこまでやるとは思わなかった。うれしい誤算です」。岐阜県から全国へどれだけ通用するかの挑戦は1位と3位、2種目表彰台の結果となって日本一の実を結んだ。

 

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大和電機工業、開幕連敗取り返す。鬼門第2節3勝1敗で前半戦イーブン――日本女子ソフトボールリーグ2部第2節

 

日本女子ソフトボールリーグ第2節は5月28日まで愛知県大口町で2部愛知大会が行われ、大和電機工業は初戦のDream Citrine戦で今季リーグ初勝利を挙げた。1年目の大串都未希投手が4安打で完投した。2戦目の大垣ミナモSC戦は最終回に逆転され惜敗したが、ペヤング戦、平林金属戦は打線もつながってリードを広げながら試合を運ぶことができた。ベテラン小西あかり投手も完封勝利を挙げ、先発をできるだけ我慢して使う今季の構想が遅まきながら軌道に乗り始めた。ここ2シーズン開幕で好スタートを切っても第2節でつまずくパターンが続いて昨年は4連敗。その前も1勝3敗だった。今回は逆の流れに変え、鬼門と化していた5月の4連戦を乗り切って前半の折り返しを迎えた。

 

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