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2016年11月29日(最終更新日2016年11月29日):

ソフトボール
高校

長野商4年連続全国選抜。3回、清水星選手二塁打から先制、1-0勝利――長野県高校新人ソフトボール10月24日女子決勝

平成28年度長野県高校新人ソフトボールは10月24日、上田古戦場公園多目的グラウンドで女子決勝が行われ、長野商と篠ノ井が対戦した。長野商は3回表に先頭の9番・清水星選手(1年)がレフトを越えるフェンス直撃の二塁打で出ると、1番・村澤愛美選手(1年)が送りバント。三封を狙った篠ノ井守備の悪送球の間に先制点を挙げた。篠ノ井も走者を進めて反撃するが、長野商は飯島沙耶香投手(2年)、清水捕手のバッテリーを中心に1点を守り抜き、4年連続10回目の秋優勝で来年3月の全国高校選抜出場を決めた。 (リザルト)

 

9番・清水星選手(1年)殊勲二塁打2本。3回先頭フルカウント、フルスイング左翼フェンス直撃

 

 

大きなミスで生じた1点が勝敗を決めた。3回表、長野商は先頭の9番・清水星選手(1年)がファウルで粘って7球目をたたいた打球がレフトの頭上を越えてフェンスを直撃。この二塁打の後、1番・村澤愛美選手(1年)が三塁方向に送りバント。捕手が処理して三封を狙った送球がそれて転がった。この間に清水選手が本塁に突入。ボールが返ってきたがブロックをかわして滑り込み、長野商に1点が入った。このあと走者を二塁には進めたが追加点には至らなかった長野商に対して、篠ノ井は4回裏に内野安打を足掛かりに走者を三塁に進めた。しかし中軸が三振に倒れ、最終回は先頭が中前打で出て送りバントで二塁に進めたが、ここでも決定打が出ず1-0。長野商が勝利した。

 

新人戦の県大会は、準決勝まで長野商はすべてコールド勝ち。これほど接近した試合はなかった。新井藍監督は「北信大会もこの大会もけっこう点差があって、きょうみたいなロースコアは初めて。こういうゲームはやっていなかったが、それでもよく守ってくれた」と話した。最後の場面、2死一、二塁でピッチャー返しが飛んできた。これを飯島沙耶香投手がしっかり押さえた。センター返しとなって抜ければ同点で振り出しに戻ったかもしれない当たり。「たぶん勝負を掛けてきたのかな。やばい、走った、と思ったんですけど、よく捕ってくれた」とピッチャーのフィールディングをたたえた。飯島沙耶香投手は松代中2年のおととし、都道府県対抗全日本中学生大会の長野選抜エースとして日本一の勝利投手となった。長野商で本格的に先発を任されたのは新人戦になってから。新井監督は「おまえが流れをつくれ」と言って送り出したという。「もともといいボールを持っている。今までは気持ちが前に出てこなかったが、気持ちが乗ってくるといいボールが出る。何とかこの子が投げてくれれば」と、篠ノ井との一戦に期待を込めた。「最後のボールもチェンジアップだったのかな。低めに集まっていて良かった。バッテリーが少しずつ安定してきた」と、清水捕手とのコンビを評価した。

 

丁寧に低めに集める飯島沙耶香投手

 

新人の前の代は県総体の準決勝で文化学園長野に敗れていた。「とても悔しい思いをしたのを見てきた。先輩の思いも背負って勝負できた」と新井監督。メンバーは前チームでほとんど試合に出ておらず、総入れ替えに近いという。若穂クラブ出身の清水捕手は中学県選抜で飯島沙耶香投手の1年下。「くせのある球でなかなか打たれない。いい球です」と言い、やりがいを持ちこの球を生かしている。「上位打線はストレートだけで行くと打たれてしまうと思って、沙耶香さんのチェンジアップが良かったので使っていきました。最後も8番打者にチェンジアップで勝負した。「もう長打はないと思ったので、しっかり内野で抑えて勝とうと思いました」。ピッチャー返しをさばいた飯島沙耶香投手は「緊張しました」と話したが、一塁手の矢島沙彩選手(1年)からウイニングボールをもらった時には満面の笑顔になっていた。味方に1点もらった後の3回裏に1死三塁のピンチを迎えたが、「あわてたら相手のペースになってしまうので、そこはいつも通りやってきました」。清水捕手のリードを信じて内野ゴロで切り抜けた。1個ずつ、冷静にアウトを取っていく意識だった。

 

最後のピンチを切り抜け長野商は笑顔満面

 

清水選手の3回表の二塁打は最初の打席で内角高めの直球をたたいた。打順はこれまで中軸なども含めていろいろだったが、今大会は不調で9番に下がっていたという。5回の第2打席でも先頭で中越えに二塁打の活躍。「バッティングはたまたまです。1本目は思い切り打ちました」と、フルカウントからしっかり振っていった。

 

長野商の新チームは7月ごろから始動した。インターハイ出場の篠ノ井は少ないメンバーで大差となった北信から急速に詰めてきた。結局1個の失策が1点差の結果となり、無失策で守り切った長野商が全国選抜をものにした。新井監督は「メンバー総入れ替えなので、基本練習からもう一回やろうと、ノックは一切せずにゴロ捕球をやってきた。もう一回基本に立ち返って守備からやろうと思います」と選抜向けての考え。冬場はグラウンド練習が難しくなる。その間、バットをしっかり振るなどの練習を行い、全国で勝てるチームづくりを目指していく。

 

4年連続の優勝旗を手にした長野商

 

篠ノ井・鈴木秀典監督

練習どおりのプレーでよくやり、よく守りました。(部員数10人で未経験選手が)2人外野に入っているので、チーム目標の設定としては選抜出場とかではなく、もう少し練習して来年のインターハイ予選に向けてチームをつくっていきたい。(3週前の北信決勝で0-10)きょうまでで、できることが増えてきた。3月の東日本には出られるのでこれからの課題です。(林華穂投手は)ライズボールが持ち味だがまだ甘い。エンドランでは当てに行って(スイングが)中途半端で正面に飛んでいる。「打て」のサインで待ってしまう。そのへんが課題です。点が取れないのでもう少しバッティングを磨いていかないといけない。

 

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