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2017年6月14日(最終更新日2017年06月14日):

剣道

女子団体決勝勝負互角。長野商、大将・山﨑鏡主将延長面一閃。男子団体長野日大、副将塩﨑大道選手小手決着――長野県高校総体剣道6月4日団体戦

平成29年度長野県高校総体剣道は6月4日、団体戦が行われた。女子決勝は長野商と上田染谷丘が副将戦まで2-2、本数も同数。長野商は大将・山﨑鏡主将(3年)が面で先取し、上田染谷丘は小林千夏主将(3年)が小手で取り返し延長戦となった。その立ち上がり、山﨑主将が面を決めて激戦に決着をつけた。長野商は女子団体3年ぶりのインターハイを決めた。男子決勝は長野日大が着実に差を広げ、副将・塩﨑大道選手(3年)が面で先取。1本返されたが小手で2本目を奪い、この時点で3-0となり春の全国選抜に続いて全国を決めた。 (リザルト)

 

2-2、本数4-4。長野商・山﨑鏡主将(3年)上田染谷丘・小林千夏主将(3年)大将対決長野商制す――女子決勝

 

 

主将同士の大将戦になった。2-2で本数は4-4。全くの互角だ。序盤、長野商は山﨑主将が面を決めた。「できるだけ相手に近づいて足が決まったところ、先に相手が出てきたのでそのまま合わせることができました」。その後は決定的な1本が出ないまま残り時間が少なくなった。終盤、上田染谷丘は小林主将の小手が決まって追いついた。山﨑主将は「攻められて、自分が1本とっていたので『守らなきゃ』になってしまい、手先が上がったところを打たれてしまいました」。勝負は振り出しに戻り、延長戦に入った。開始直後、山﨑主将の面が決まった。「裏をせめて相手がよけたところを表から打ちました。攻めたら相手がよけたので切り替えて行きました」。1本先取して守勢になった気持ちをしっかり持ち直して、延長で先手の面を決めて大激戦に終止符を打った。

 

大将戦延長、長野商は山﨑選手(左)が面を決め決着

 

先鋒・山田真愛選手(2年)は中盤に面をとられ。終盤に面を取り返したが延長で小手を入れられて落とした。「プレッシャーを感じたんですけど、先生とか仲間が『大丈夫だ』と言ってくれた。とにかく無理をしないで流れだけつくっていこうと思いました」。先鋒戦は落としたが、1本返した時点で2本差負けはなくなった。「ちゃんと後ろにつなげたかなと思います」

 

次鋒・小坂美穂選手(2年)は延長に入り胴を決めて勝利。星を1-1に戻して本数差もなくなった。「前が負けてきたので自分が勝つぞという気持ちで、落ち着いてやれたところの一本だと思います」。2回戦でも胴を決めていたという。「きょうは胴が結構さえていました」と言い、大事なところで持ち味が出せた。中堅戦は小手の応酬。先にとられた寺島涼香選手(3年)が取り返し、最後に面を決めて決着。2-1へ勝ち越して本数も1本リードとなった。「小手で先行されて取り返さないとチームも厳しくなると思ったんですけど、焦ってとられたこともあるので、できるだけ焦らないで冷静に行こうと思いました」。学校では模擬株式会社長商デパートの取締役。3日間で3000~4000万円の売り上げがあり、その経理課を束ね、練習時間は週2、3日程度で他の仲間よりずっと少ない。「自分は忙しいと余計なことをする時間が減って充実した時間になります。余計な時間が減るということは自分にはいいかなと思います」と言い、その集中した気持ちを1-1で回ってきた決勝の中堅戦にぶつけることができた。

 

次鋒・寺島選手(右)が胴を決め長野商が追いつく

 

中堅戦、寺島選手(右)が攻勢

 

しかし長野商は副将戦で勝ち切りにできない。木下小波選手(2年)は終盤に面をとられ、勝負は振り出しに戻った。「自分が1本とりたくなって打っていったときに打たれてしまいました」。時間は終盤で、「大将に回したら大丈夫だと思ったので、自分は1本以上とられないようにしよう」と残り時間に神経を集中した。長野商は昨秋の新人戦の準々決勝で上田染谷丘に敗れ、全国高校選抜の県予選は決勝で佐久長聖に屈していた。北村泰光監督は「胸を借りるつもり。大将で負けたら仕方ない」と見守る気持ちだった。

 

女子3年ぶり。「今まで練習試合とかで勝てなくて、みんな泣いて苦しい思いをしたので今回は強気で負けないという気持ちが強かったです」と山﨑主将。胴で追いついた小坂選手は「胴も応じ技。前に出る技をもっと鍛えていきたいです」。木下選手は「今回はチームのみんなに助けられた面があったので、自分もチームの役に立てるように稽古したいです」と続けた。そして寺島選手は「今まで勝った人とか、男子、先輩たちの分まで全力で恥がないように頑張っていきたいです」。さらに山﨑主将は「県で勝ったから終わりでなく、全国へ向けて自分たちの課題を直して向かっていきたい。長野県代表として1試合でも勝てるようにしていきたいです」と、女子・長野商の決意を込めた。

 

決勝進出校の声

 

鈴木応主将(長野日大3年)

(3年生で)最後の大会という人が多い中で必死さがいつもに増して感じる場面が多かった。先鋒でとる予定だったので(最初に)1本とられて内心焦っている部分があったんですけど、2年生でしたが信じたことが勝ちにつながりました。全国は日本一を目指して頑張りたい

 

長野日大は副将戦で塩﨑選手(左)が攻勢

 

小林千夏主将・柴田夏希選手(上田染谷丘3年)

みんなでここまでつなげてくれた思いがあるのでここで勝たなきゃと思ってやりました。(決勝の大将戦で1本先行されるも追いつく)結構厳しいところだったと思うんですけど、自分がとればみんなと全国、という気持ちできていました。(最後に)1本とられて悔しいです(小林主将)。1年で入ったときは5人しかいなかったけど、ぎりぎりの5人で結果を残せたので楽しい3年間でした(柴田選手)

 

上田染谷丘は副将戦で佐藤選手(右)が面を決める

 

塩尻志学館・本島尚之監督

簡単な試合はなかった。彼らが頑張ったということに尽きます。キャプテンの板橋(板橋隆弥選手・3年)がまとめてくれた。自分たちで考えてやることができた

 

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