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2015年8月28日(最終更新日2015年08月28日):

ラクロス

1部昇格信州大、男女初戦黒星もロースコア発進。次節男子名古屋大、女子愛知淑徳大と対戦――東海学生ラクロスリーグ

8月9日に開幕した東海学生ラクロスリーグ戦で、男女ともに昨年2部から昇格して今季1部で戦う信州大は、初戦は黒星スタートだった。しかし男子は岐阜大に2-5、女子は愛知学院大に3-5のいずれもロースコア。オフェンス面で課題は出たが、ディフェンスは十分通用するだけの力をつけている。次節は男子が9月2日に昨年1部1位でファイナル優勝の名古屋大にチャレンジ。女子は8月29日、昨年入れ替え戦で残留した愛知淑徳大との対戦となる。

 

1部の厳しさ痛感。できることからムード転換――男子 

 

 

信州大ラクロス部(男子)提供

 

男子は昨年のリーグ戦で2部3位から入れ替え戦で勝利して昇格を果たした。2戦目を落とすなどのつまずきもあったが、最後ぎりぎりのところからチャンスをものにした。今年は黒星スタートながら、昨年1部2位の岐阜大に失点5にとどめた。

 

しかしAT西川恵理也主将(4年)の評価は厳しい。「オフェンスが何もできなかった。守ってオフェンスにボールをつないでも、すぐに落とされてしまう形だった」。もちろん、この初戦に向けて準備は重ねてきた。相手のビデオを見て意見を出し合いながら臨んだが、失点の場面ではうまく機能できていなかった。スカウティングの面でも不十分な点が出た。「技術的には勝てる相手だと思いましたが、1部で戦うことがどういうことか、分かっていなかった。チームとしての弱さがあった」と振り返った。反撃はしたが2点が精一杯だった。今季の目標はファイナル4進出で、1部3位以内が条件。「メンバー的にみても、実力を出せばできると思うが、甘くなかった」。初戦を落としたことで目標はさらに厳しいものになった。しかしまだ始まったばかりだ。

 

岐阜大戦後、信州大は幹部ミーティングを行った。そこで確認したことは、いつもばらばらにやっていたアップを変えること。まとまって行うようにして、まずできることから始めようと、チームの一体感の面から変えていく。4年生が8人いるなど、メンバーは決して少なくはない。しかし忙しい研究室が多く、就活期が変わったことでこの時期なかなか練習に集まれないなどの問題を抱えている。「結構実力はあっても気持ちが弱い人が多かったりするので、それを高めてみんなの力が100%出せればいいかなと思っています。チームを一つの方向に向かせる発言であったり、雰囲気づくりをしたい。アップのときから大事だと思います」と西川主将。

 

昨季2部最終戦の西川選手(左)。ゴール裏からフィード

 

今季に向けてこれまで課題だったハーフフィールドオフェンスの強化に取り組んだ。ディフェンスとオフェンスが同じ人数で崩していくことを主にやった。まだその成果は出ていないが、関東のアドバンスチームで長野県出身のプレーヤーにクリニックを開いてもらい、試合なども行ってきた。次節は昨年1部1位でファイナル優勝の名古屋大との対戦となる。「主力のディフェンス2人が来られない状況ではありますが、奇策を考えているので、どれかはまっていい流れに持ち込めたらと思います」と西川主将。いま可能な範囲で最善を尽くしていく。そこでの内容が良ければ今後につながるものになる。

 

ディフェンスに手応え。初戦善戦にモチベーションアップ――女子

 

 

信州大ラクロス部(女子)提供

 

昨年2部1位の女子は1部自動昇格の実力の一端を初戦で示すことができた。愛知学院大に接戦の3-5で敗れはしたが、ディフェンス面で収穫を得るなど手応えをつかむ内容だった。AT井出有佳里主将(4年)は「スカウティングで向こうのキーマンとしていた人を守ろうと意識して、思っていた以上に守れていた。(相手の)ポゼッションが長かったんですけど、その割には5点で抑えられたので感触としては良かったです」と話す。愛知学院大は昨年1部5位。相手が格上と考えて臨んだが、思った以上に戦えた。「アタックではクリアでミスがあってそこが得点につなげられなかったことが今回の敗因。モチベーションとしては次頑張ろうという感じで、悔しさを次につなげて行こうとなりました」

 

昨年2部全勝1位となった後も、1部に上がってすぐまた落ちるのでは昇格の意味がない、ということをメンバーは繰り返し語っていた。井出主将は「また2部に落ちることは避けたい。去年(2部1位で)ファイナル4を経験して、もう一度1部の中で勝ち抜いてファイナル4に出たいと思って取り組んできました」。今年は4年生が少なく2、3年生も主力となっている。スタッフでは男子の植木裕大前主将が女子コーチを引き受けた。鳥取県出身だが、長野県内に就職。自身は愛知のクラブチームでプレーヤーを続けている。戦略のアドバイスなど現役部員に不足する知識を補っている。

 

奪いどころでグラウンドボールを奪い切る運動量。寄せるところを意識してきた。「ディフェンスは15m半円よりも高めでボールマンに当たって行こうとやってきました。4年生が少ない分、来年もメンバーは変わらない。ずっと1部で戦い続けるチームにしていきたいです」と井出主将。第2戦、愛知淑徳大は昨年入れ替え戦で残留。ここはぜひ取りたいところだ。「信州と攻め方、守り方が似ている。お互いやりにくいところはあると思いますが、狙える部分はあるのでそこはいつも通りやっていこうと思います」。ここで勝てれば太い流れとなるはずだ。

 

昨年の2部最終戦の井出選手

 

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