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2014年11月28日(最終更新日2014年11月28日):

バスケットボール
バスケットボール全記事 FID

女子・長野、初の準優勝。やりきった感の完全燃焼――全国障害者スポーツ大会バスケットボール

11月初旬、長崎市で行われた全国障害者スポーツ大会バスケットボール競技でFIDの女子・長野が初の準優勝を果たした。初戦は秋田に36‐35で勝利。公式戦評によると、7点リードで迎えた4Q終盤に秋田の攻勢に遭い、残り5秒で1点差まで詰め寄られたが逃げ切った。準決勝の岡山戦はオフェンスリバウンドで流れをつかんで逆転勝ちし、まずメダルを確定させた。決勝は日本代表選手を多く擁する東京に46‐82で敗れたが、これまで限界だった3位から一歩抜ける結果を残した。

 

表彰後笑顔の長野。大会マスコット「がんばくん」と記念撮影 (写真提供 久保聡史監督)

 

長野県チーム「見る者に勇気」――公式戦評

 

久保聡史監督 東京、神奈川が強くて、秋田が追い掛けるという評判だった。秋田はサイズが大きい子もいますので、負けるのも覚悟で行った。普段は引いたゾーンディフェンスを1-3-1で前から掛けた。よく30点台のゲームに抑えてくれて、何とか逃げ切った。このところずっと3位になっていたので、最低でも3位になりたいと思っていた。組み合わせ的には決勝(進出が有望)だったので、喜んでいました

 

小平有樹子コーチ (畑口)和のドライブシュートでだんだん自分たちの持ち味が出て(松尾)美智子もリバウンドを頑張っていた。1試合目が正念場。ほぼ交代をしていない状態でしたが、ディフェンスを頑張ってくれたし、オフェンスファウルも狙えた。フリースローも確実に決めてくれて、よく頑張ったと思います

 

決勝の東京戦は最初の10分を6点差に抑えた。これまではオールコートプレスを掛けられてボールを運べず、1Qで点差がついてしまうことが多かった。2Qで点差が開き始め前半終了は21‐37だったが、3Qの途中では10点差まで追い上げる場面もあった。最終的には46‐82の大差がついたが、手応えは残った。

 

畑口和主将 初めて決勝に行けたということで、まず自分の中で今までやってきたことをどのくらい出せるのかと思っていた。(ドライブが決まって)点数は取れたんですけど、もっとこれからやっていかないといけない課題が見えた。一番は体力面。体調も。決勝などでは体の面でも万全ではないといけないと思いました

 

松尾美智子選手 初戦は無我夢中だったので正直覚えていない。みんな脚が疲れていて体力勝負だなと思いましたが、その中でも勝ちたい気持ちがあった。(東京戦は)強いチームとできたので、逆に楽しかった。良い経験をさせていただきました。東京の人は自分のポジション、自分の仕事を分かっていてすごいなと思いました。見習いたいと思います

 

小平コーチ (大会後は)疲れも見せることなくやり切った感がありました。観光もあったので、帰るまで明るい雰囲気だった。自分が頑張ってきた分の結果がついてきたので、達成感はあったと思います。(準優勝は)自信につながって行くと思います

 

メンバーが増えたことや、選手の精神的な面での成長も大きな要因だった。国体前に行った交歓大会で北信越・東海ブロックの実力チーム愛知に勝利していたことも自信になっていた。隔年出場が慣例の愛知は今年のブロック予選不出場だったが、来年は登場する見通し。長野は愛知が出た年は本大会出場を逃している。

 

久保監督 遠征で3人のときもあったが、新しい子が入ってくれてチームになってきた。精神的な面が整ってきたと思います。愛知に勝って(全国に)行くことが本物。来年の予選では今度こそ愛知に勝って行こうというのがチームの合言葉になっている。(全体練習は今後も)月1回は確実にみんなでやっていきたい。これまでは人数がいなかったりして個人プレーのチームだったが、これからは人も集まるので5人で攻めて、5人で守る意識をつけていきたい

 

公式戦評は東京の実力を称えるとともに「#4(畑口主将)を中心として果敢に戦い、最後まで必死にボールを追う長野県チームの姿は、見る者に勇気を与えた」とした。その一方で長野は点差が広がるとともに、疲れてディフェンスへの戻りが遅くなる面も出るなど課題も見つかった。

 

畑口主将 1人1人のレベルが上がって来たことがあるし、飯田(ファイヤーズ)の美智子が入ったことも結構大きかったのではないかと思います。毎回大きい大会が終わると(練習に)来なくなる選手がいる。今回のメンバーが続けてくれたり、新しい子が入ってくれればもっといいと思います

 

松尾選手 自分はメンタルもそうですが、東京との試合では疲れて脚が動かなくなったので、もう少し脚を鍛えたいと思いました。(来年は)自信を持って勝負に挑みたいと思います

 

左から小平コーチ、畑口主将、松尾選手

 

 

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