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2015年10月1日(最終更新日2015年10月01日):

空手道

誠拳会同門新戦力。中村礼生選手(駒澤大)中澤弘輝選手(帝京大)組手で貢献――10月3日から、和歌山国体空手道

和歌山県などで開催中の第70回国民体育大会で、10月3日から白浜町で空手道が行われる。長野は成年男子組手3階級のうち、2階級を誠拳会(長野市)出身の2選手で臨む。軽量級・中村礼生選手(駒澤大2年)、中量級・中澤弘輝選手(帝京大1年)は小学生以来の同門であるだけでなく、山梨・日本航空高の先輩後輩同士。団体組手の成年男子重量級はこれに世界選手権団体形優勝の杉野拓海選手(皆思道場)が加わる。長野県は昨年、少年女子形で石原優選手(松本第一高)が優勝するなど、形で実力を発揮しているが、組手の力もつけてきている。空手道の長野県監督は中村選手の父で誠拳会会長の中村宣之・県空手道連盟競技力向上専門部長が務める。国体5回目の中村監督は一昨年、長野県が形・組手の計2種目で優勝した全国中学空手道の県選手団をまとめ上げた手腕がある。

 

中村選手(左)と中澤選手

 

昨年全日本選手権メンバー「ジュニアからの強化実を結んだ」――中村宣之監督

 

中村選手と中澤選手は国体初出場。期せずして、誠拳会の同門同士が成年男子で組むことになった。ともに小学生のころから全国大会に出場し、中学は中村選手が三陽中で団体の形・組手に出場。中澤選手は櫻ヶ岡中で団体組手5位となった。誠拳会を巣立っても、3人が進んだ日本航空高では、やはり誠拳会の出で全日本空手道連盟ナショナルチーム選手を経て、現在全空連ナショナルチームコーチの樋口大樹監督の下で励んだ。年少の中澤選手は高校でアジアジュニア&カデット銀メダル。全国高校選抜団体組手で日本航空の団体組手初制覇に貢献した。

 

中村選手は「(中澤)弘輝がナショナルチームに入って、自分も頑張らなきゃ、と思いました」。大学2年目の環境にも慣れてきた。春先からのけがで大会に出られない期間があったが、秋はその分も県に、大学に貢献する。中澤選手は「すばらしい先輩方と一緒にできてうれしいし、試合で声を掛けてもらい、助けてもらって頑張っています」。大学は1年目。「最初はきつかったりするんですけど、それも慣れてきて自分の組み手ができるようにリラックスしています」

 

北信越は階級別に中澤選手が優勝で、中村選手は2位。成年3人に少年男子と女子が加わった団体組手も優勝だった。全国は「1試合1試合、勝ちにこだわって、楽しく試合をしたいです」と中澤選手。中村監督は「成年女子の伊藤(伊藤朱里選手・駒沢大、松商学園高出)が中澤と同じ1年生で、昨年高3で国体を経験している。中村と中澤はともに国体は初出場であるが、学連でそれなりに頑張っている。(国体の)様子が分からない分、勢いがある。意外といい試合が望めると思う」。軽量級の中村選手は小さい体を生かしたスピードを武器とする。中量級の中澤選手は得意の蹴り技を生かした多彩な組み立てが持ち味だ。

 

昨年、全日本選手権で、長野県は優勝した京都と2回戦で当たって善戦したという。ここで中村選手と中澤選手が主力で活躍した。中村監督は組手で「ようやくジュニアからの強化が実を結んだ。今回も期待しています」と話す。振り返れば、中村選手と中澤選手は幼少期から切磋琢磨し、中学のころはともに誠拳会で道場キャプテンを務めた。「道場単位の公式戦はなかったが、あの代がとくに強かった」と中村監督。中学が別々で、高校は一緒ながら山梨県。この国体でようやく長野県の団体として、団体組手の中堅・副将が組める。今国体の形は少年女子の石原選手が2連覇を目指し、成年女子の田中美佐稀選手(山梨学院大3年)、少年男子の北澤久遠選手(飯田高3年)が成年男子の杉野選手とともに期待値は極大。その中にあって組手にも期待をかけたいところだ。

 

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