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2017年6月7日(最終更新日2017年06月07日):

卓球

松商学園2年ぶりアベック。女子インターハイ代表奪回。2勝対決決勝リーグ最終戦3-1須坂創成に勝利――長野県高校総体卓球6月3日学校対抗

平成29年度長野県高校総体卓球は6月3日、長野運動公園総合体育館で学校対抗の団体戦が行われた。松商学園は4校が進んだ決勝リーグで男女ともに3勝0敗で優勝し、男子は連覇を6に伸ばした。女子は代表の座を須坂創成に昨年奪われ2年ぶりの県王座復帰を目指した。決勝リーグの最終戦、両校は2勝同士で対戦した。試合はシングル1とシングル2の2台進行で始まり、松商学園は乾加那子選手(3年)と岡野莉奈選手(2年)が相次いで接戦に勝利。続くダブルスは関優花主将(3年)と岡野選手で臨み1-3で落としたが、最後に同時進行したシングル4で福澤梨紗選手(2年)、シングル5で関主将がほぼ同じペースで着実にリードし、福澤選手が先に決めた。松商学園は決戦を3-1で勝利し、学校対抗で女子2年ぶりの県制覇を果たした。 (リザルト)

 

岡野莉奈選手シングル2逆転勝利、松商学園2本先行。21回目インターハイ「初出場の気持ちで」(中野和茂監督)――女子学校対抗

 

 

須坂創成サイドから「よっしゃあ!」、松商学園サイドから「やったあ!」。女子決勝リーグで最後に残った一戦は、双方ポイントが入るたびガッツポーズとともに選手の気合の声が体育館の空気を振動させた。2台の卓球台で最初に始まったシングル1とシングル2は一進一退の白熱戦となった。シングル1の乾加那子選手(3年)は1ゲーム目を9-11で落としたがシングル2で2年生の岡野莉奈選手(2年)が相手キャプテンに競って11-9で拾った。2ゲーム目からは乾選手が連続で奪って2-1へ逆転。逆に岡野選手は点差をつけられて2つ連続で落として1-2に逆転された。乾選手は第4ゲームで10-10へ競ったが最後2ポイントを連取して最初の勝利を挙げた。岡野選手は4ゲーム目を11-9で奪い返すと、5ゲーム目も11-6として松商学園がシングルスで連勝した。岡野選手が対戦した北澤梓選手(3年)は個人戦のシングルスで昨年総体、新人戦ともに県チャンピオン。シングル1、2は1-1でも悪くはなかったところを2-0として勝利をぐっと引き寄せた。

 

シングル2の岡野選手

 

シングル1の乾選手

 

シングル2つに続くダブルスは、昨年個人のダブルスの1、2位を独占した須坂創成がそのときのメンバーを組み替えて北澤・山﨑菜都組の3年生ペアで臨んできた。松商学園は関優花主将(3年)と岡野選手のペア。1ゲーム目を8-11で落とし2ゲーム目は逆に11-8で取り返したが、この流れが続かずあとの2ゲームを続けて落とし、2-1となった。しかしまだリード。あとのシングル2つは関主将と福澤梨紗選手(2年)。2台並行で進み、両選手ほとんど同じペースで松商学園のポイントが先行していく。福澤選手が先に決めて3-1とし、勝利寸前の関主将のゲームは打ち切りとなった。

 

ダブルスの岡野選手(左)と関選手

 

「うちは背水の陣。この言葉の通りです」。試合後、中野和茂監督はこう語った。須坂創成はおととしからの団体メンバーが中心。昨年は学校対抗団体でインターハイに出場し、主力選手の経験値では上回る。松商学園は昨年新チームに切り替わって団体戦の主力メンバーがほとんど入れ替わっていた。相手については「中学校から良い成績を残している県のトップ選手で、まとまりのあるいいチーム」とし、そのプレーにしつこさを感じている。ただ個人戦の結果がそのまま団体戦の力に反映したわけではなかった。県新人戦で松商学園は須坂創成に2-3で敗れたが、北信越選抜では松商学園が勝って実力は拮抗している。「シングル1、2の勝負で、あそこでとれたのが大きかった。結果的にもオーダーが当たっていた。だいぶ力をつけてきたと思います」と中野監督。

 

関主将は「みんなが挑戦する気持ちでした。決勝は2台進行だったので、隣でも仲間が戦っているので自分も勝つけど仲間が勝つんだという気持ちで応援も一丸となって戦えたので、すごくいい雰囲気で試合ができました」と話した。ダブルスは勝機を逸してとれなかったが「次、次と切り替えて、1本落としても次の人がいると切り替えて、全然気にしていなかったです」と言い、最後のシングル4とシングル5を確定的な展開で運ぶことができた。

 

1年前の総体からの出発を振り返り、「去年の夏は先輩たちが築き上げてきた連覇を自分たちが崩してしまったので、今年は何が何でも自分たちが勝つという気持ちで練習してきました」と関主将。不安な気持ちも残しながらの県新人戦だったが、挑戦者の気持ちになりきれていた。チーム力の差が広がっていくのでなく、競り合いになる流れをつくっていくことができた。女子学校対抗が過去20回のインターハイ出場の松商学園でありながら、中野監督は「初戦突破。初出場の気持ちで一年一年勝負です」と21回目の挑戦。関主将は「自分たちのチームで出るのは初めてなので、一戦一戦しっかり向かっていきたいです」と、挑戦者の気持ちはこれまでと変わらない。

 

須坂創成・佐藤拓哉監督

1番、2番で2つとられてちょっと苦しいかなという状況でした。向こうの方が去年負けているので気持ちを切り替えて挑戦してきました。(昨年の)3年生で主力だった子が卒業して即戦力がいなくてチーム事情が少し苦しかった

 

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