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2015年3月2日(最終更新日2015年03月02日):

バレーボール
小学生

女子・チーム長地クラブ、激戦3試合フルセット勝利。男子は伊那谷V-kids初優勝――長野米カップ県小学生バレーボール3月1日

第9回長野米カップ長野県小学生バレーボール大会は3月1日、長野市のホワイトリングで行われた。女子は3試合連続のフルセットを勝ち抜いた不屈(ふくつ)のチーム・長地クラブが初優勝。決勝は上田ジュニア女子と対戦し、2‐1でせり勝った。男子決勝は伊那谷V-kidsが広徳ジュニアにストレート勝ちし、新チームの県初優勝をかざった。大会は5年生以下の新人戦で、各ブロック予選を勝ち抜いた男女24チームが出場した。 (リザルト)

 

チーム・長地クラブ勝利へ集中力。「子どもたちがすごいと思う」――小池監督

 

 

諏訪ブロック2位のチーム・長地クラブは初戦で中込J.V.C.にストレート勝ちしたあと、2回戦でSTAR’s☆洗馬、準決勝で阿智クラブをいずれもフルセットで破って決勝に進出した。決勝の相手は7年ぶりの優勝を狙う上小ブロック1位・上田ジュニア女子。第1セット、長地クラブはセッター山岡礼那選手(田中5年)、ライト宮澤桃香選手(川岸4年)の2枚ブロックでカベとなり、相手のミスも重なって6‐1でリードした。10‐10で1度同点となったが、次の1点を長地クラブのセンター小林夕夏選手(田中4年)が決めてここから再び長地クラブの流れになった。小林夕夏選手が中央からとび出してアタック、終盤は山岡選手が3連続でサーブを決めて21‐12。第1セットは1回戦以来、ようやくひと息つけたかの流れだった。

 

ブロックに跳ぶ宮澤選手(左)と山岡選手。奥はライトバック小林千夏選手(田中4年)

 

ところがその先が簡単にいかない。第2セットに入ると流れはがらりと変わった。長地クラブは上田ジュニアに次々とアタックを決められ0‐4の立ち上がりとなった。そこからレフト伊藤舞理凛主将(湖東5年)が左から跳んで1点を返したが相手の勢いは止まらず、サーブもむこう側の流れ。守っても2枚ブロックを抜かれて4‐11となった。長地クラブは相手のミスにも助けられ少しずつポイントを返していったが、それと同じ分だけ相手にも点が入った。流れを戻せず12‐21の大差でこのセットを落とした。

 

1日で3試合連続のフルセットに突入した。前半は取って取られての展開となり、8‐6のリードでコートチェンジ。試合再開後、長地クラブはレフトの伊藤主将にボールを集めた。伊藤選手が右腕を振り抜いて2連続得点をあげるなど11‐7でリード。そこからサーブをたてつづけに決められ1点差まで詰まった。ここで粘らなければもう粘るところはない。完全な上田ペースにはさせず、終盤は小林夕夏選手がサーブ、宮澤選手が右から跳んでマッチポイント。最後は伊藤主将の強打が決まって15-11。苦しんで苦しんで長野米カップ初優勝を手にした。

 

マッチポイントから伊藤主将がアタック

 

楽な試合はひとつもなかった。それでも最後に勝ち切る力を持っていた。小池修二監督は「予選が2位通過。1試合目からきびしい試合と分かっていたので、子どもたちがすごいと思う。だいぶ成長した。(5年生の代になって)みんな頑張ってくれたと思います」。上田ジュニアとはこのところ練習試合をしていなかったという。相手のことが分からない中で手さぐりの試合。第3セットが始まる前、小池監督は選手に問いかけたという。「あなたたちは優勝が良いのか、準優勝が良いのか。優勝したいと言ったので、そのままではダメだよと話した。(3セット目は)雰囲気がちがった。変わってくれてよかった」。2セット目を奪われて元気がなくなっていたが、もう一度気合を入れ直した。「一番は、やはり集中力。プレーは準決勝、決勝と(相手と)互角なので、集中力が最後の3セットまで続いたのが要因だと思います。去年まではフルセットをやっても落とす試合が多かった。今年になって自分たちの気持ちが変わってきて、せり勝てるようになった。逆転してやるぞというプレーが出てきて、だいぶ良かった」

 

伊藤主将は「みんなの気持ちが落ちているときに盛り上げられなかった」と、まず反省が先に出た。「(3セット目は)絶対取るという気持ちで、自分が全部決める思いで入った。大きい声で(ボールを)呼んで、自分から強気で打てた。うれしいし、みんなで勝てたのでよかった」。宮澤選手は「私はたまに声を出し忘れたり、出さなかったりするので練習のときから声を出すようにやってきました。うれしいです」。試合後は応援してくれた保護者が列をつくって1人1人とハイタッチ。みんなで目標にしてきた長野米カップの優勝だ。選手は小池監督を囲んで「焼き肉お願いします!」と祝勝会をリクエストしていた。

 

長地クラブは9年前に発足し、過去には夏の北信越大会で優勝の経験もあるという。今年は夏の全国大会を目指し、ファミリーマートカップ県大会で優勝が目標だ。山岡選手は「1人がファインプレーをしたらみんなで喜び合って、みんなで最後までプレーすることができました。(夏の大会へ)自信になると思います」。小池監督は「気持ちの持って行き方を重点的にやりたい。なるべく2セットで勝てるのが望み」。苦しんでフルセットで勝つ優勝で感動は大きかったが、ストレートで勝つ優勝も良いにちがいない。

 

3戦ストレート勝ち。「今度は打倒伊那谷で来るかもしれない」――男子・伊那谷V-kids

 

 

男子は伊那谷V-kidsが1回戦からすべてストレート勝ちで初優勝した。決勝の広徳ジュニア戦は22‐20、21‐16で勝利。園原崇史監督は「この大会は新人戦なので、ミスの少ないチームが勝つ。レシーブミスが少なくなる練習をしてきた。広徳は良いスパイクを打って来るので警戒していたが、うちのサーブが走った。ここ2年くらい1回戦敗退で、やっとここで優勝できてよかった」。プログラムのメンバーは今回出場した男子チームの中で一番少ない8人。5年生は2人で、下は2年生までがコートでプレーをする。「今回の大会で少しずつ、自分たちが何をやらなきゃいけないのか(考えて)ゲームの中で精神的な成長が出てきた」

 

本番は夏のファミリーマートカップ県大会。「今度は打倒伊那谷になってくるかもしれないので、全国に向けてもう一回基礎からやって行こうと思う」。追いかけてくるチームに負けないようにもっと強いチームを目指していく。

 

 

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